地球視

Light of the Earth

地球視コンサルタント

沢田治雄(SAWADA Hal O.)のHP

私達は、水や空気、動植物、そして様々な民族、国々の人々と、過去、現在、未来を通じて共存しています。一人ひとりの活動は地球上のあらゆる物事と関係しています。そんな視野を持ち続け、未来の地球に光を見ながら歩む人類となることを願っている研究者のホームページです。
このWebサイトは、「ストーリー」、「世界の訪問写真」、「参加した研究プロジェクト」、そして毎週更新する「世界の森林研究最前線」のページから成っています。

全球の雲なし衛星画像

沢田治雄のストーリー

「人間の眼で見えない光で植物の健康度を見る」という中島巌先生の新聞記事を大学2年の時(1973年)に眼にしたことが、リモートセンシングの勉強を始めたきっかけでした。
 そして人工衛星による森林観測を通して、世界の人々に触れてきました。 目に見えない次元に大切なことがあることは、聖書を通しても多々学び、私の支えなっています。 

かかわった森林研究プロジェクト

ザイール(現在コンゴ民主共和国)と西アフリカへ行ったのが最初のアフリカ訪問(1989年)で、その社会と人々に新鮮で大きなショックを受けました。それ以来、主に人工衛星データを利用して、森林問題に取り組んできました。 これまでに関わった主なプロジェクトと報告などを紹介しています。(少し専門的)

地球視の世界

私達の日々の生活は地域の自然環境の強い影響を受けています。一方、地域の自然環境と地球規模の自然環境には境がありません。そのため環境改善には世界の人々との相互理解と協調活動が不可欠です。しかし、相互理解にはそれぞれの地域の自然環境を的確に表わす「共通データ」が必要です。そのひとつが同じ装置で地球を何度も観測できる人工衛星の観測データです。このような情報をもとに世界を見て、対応することを「地球視」と私は呼んでいます。

地球の表層温度

地表と海水面の表層温度 (赤色:高い温度,青色:低い温度)

上図は雲などの影響を極力除いた世界の表層温度を色で示したものです。陸と海洋の温度が関係して地球の環境がリズミカルに変動していることがよくわかります。
 また、例えば太平洋のガラパゴス島(黒い点)は赤道付近にあるのに、比較的低い温度の海水帯(緑の線状:エルニーニョとラニーニャの指標となる海域)に囲まれ、特殊な環境下にあることなどにも気付きます。
(上図をクリックすると、雲なし画像で季節変化が観られます。WiFi環境下でご覧ください。)

「雲なし画像」はすべて澤田義人氏が人工衛星データで作成しました

 世界の訪問写真

ギャラリーでは、世界各地で撮影した写真を載せています。
個人的な素人写真ですが、お楽しみいただければ幸いです。